最終的には全自動焙煎器の完成をめざしています。これが出来上がれば、焙煎作業は至って簡単になります。豆を入れたらスイッチを入れ、焙煎終了の合図で豆を冷却するだけです。これだけの作業なら、焙煎頻度が上がっても苦になりません。
焙烙を使っての焙煎結果はドラム式の豆に比べまろやかで芳醇です。ですが、この装置を使えばもっとふくいくとした高い香りと芳醇な味にする事も可能です。
その為にはテイスティング(正確にはカッピング)は出来るだけ多くの人と行ってください。焙煎した豆を家族や友人とでワイワイ、ガヤガヤ言いながら、味はどうなのか、香りはどうだと意見のぶつけ合いをします。色々の意見が出て楽しい時間になるでしょう。テイスティング結果が出れば次のプロファイル作りは終わったも同然。今回のプロファイル曲線の変更すべき所をチェックします。
次の焙煎ではもっと希望に沿った味になるでしょう。次の焙煎が待ち遠しく感じられるはずです。こだわれば、こだわっただけの魅力的な味になると思います。
その珈琲を飲んだ人がどんな顔をするのか楽しみです。
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